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クリエイトバリュー中村宏      「弱者の情報戦略」

竹田ランチェスター経営「弱者の戦略」を実践するための「弱者の情報戦略」を考察します

事例学習は職場の危険予知力を高めるKYT

「機密管理マインドBLD」の良さをしっていただき興味を持っていただくために、
これから数回に分けて啓発教材としての特徴を紹介していきます。


実際に利用者に使っていただいて、その声を反映して改良も進めているので、
それらも合わせて紹介させていただきたいと思います。


ます最初は「実践ケーススタディ集」の特徴と効果的な活用方法です。


1.事例学習で何を学ぶのか


私は、情報漏洩の事例の学び方について、
読者の皆さんに1つの提言をしたいと思います。


「だから気をつけましょう」という「注意喚起的学習」ではあまり意味がありません。
「学習した人が、自分や職場の課題をつかむまで」を学習のゴールにしてください。


自分たちの職場の危険予知力を高めるための学習をしてほしいということです。
KYT(危険予知トレーニング)として事例ほど効果的なものはありません。


やり方はこうです。


1)まず事例を読みます。(ここは個人学習で構いません)

2)漏洩が発生した原因を考えます。
(ここも前以て個人学習していただいて構いません)

3)漏洩の原因と予防策について、皆で話し合いをします。

4)情報漏洩の原因と同じものが自分たちの職場にもないかどうかを
皆で話し合いながらチェックします。

5)同じものがあれば、同様の漏洩を防止するための具体的な課題を検討します。


この(4)と(5)を行うことが事例学習で最も大切なことです。
決して「それは大変だ〜」というような冷めた学び方ではいけません。
あくまで、自分たちの職場の問題として捉えることがポイントです。


2.KYTを効果的に進めるための重要ポイント


この方法でKYTを進めるために、とても大切なことが1つあります。
それは、漏洩の直接の原因となった問題行動
(例えば、無断の持ち出しをした、とか車中において離れた、など)
だけではなく


「問題行動が起きた職場の要因は一体何なのか」を
徹底的に考えて、これから取り組むべき課題を考えることです。


つまり、自分たちの職場を多面的に捉えて、
問題行動が起きた要因を深く分析する必要があります。


例えば・・・
「本人の心理的モラル」の面で、「漏洩しても大した問題にはならない」と
勝手に判断して油断ていた、とか


「教育・訓練」の面で、「学んだことの理解度チェックの仕組み」が機能して
いなかったため本人の理解不足を見逃してしまった、とか、


「職場風土」の視点から、「ミスを厳しく叱られる職場であったため、
自分の過ちを隠す行為が蔓延しており問題の発見が遅れた、とかです。


このような職場の環境にこそ、問題行動を引き起こす真の理由があり、
リスクの予防策や是正では、それらの要因に手を打つべきなのです。


このような要因分析をするために具体的な解説を入れています。


3.グループによる事例学習の効果的な進め方

事例学習はグループ学習で進めます。
話し合いを通じて参加者が相互に啓発することをねらう訳ですが、


日常の多忙な時間を利用して効果的な話し合いをするために、
できるだけ多くの時間を共有しなくても進められる工夫をしました。


30分のミーティングを基本にして、3回程度のミーティングで
1つのテーマを完了するような進め方をするようになっています。


グループ学習の進め方については、
ホームページに詳しい「学習の進め方」(学習ガイダンス)を用意して
イラスト対談で効果的な職場学習方法が習得できるように配慮しています。


グループ学習の進め方


また教材の中に「解説」を用意して、
話し合いのリーダー役を務める人に使っていただくようにしました。


話し合いのファシリテーションに必要なことも解説していますから、
誰でも話し合いのリーダー役を務めることができるようになっています。


4.学習したことの報告・共有について


会社で職場学習を行う訳ですから、報告の提出が必要かも知れません。


従来からあったレポート機能を簡素化し、情報発信が簡単にできるようにしました。
話し合いを通じて職場で学び合ったこと、
他の職場で学習する際に参考にしてほしいこと、


などを職場から情報発信することで、
組織内で学習した成果が共有できるようになっています。


話し合いに参加できなかった人に伝える、とか
他のグループと学習成果を共有する、などの目的で使ってください。


以上が「実践ケーススタディ集」の特徴と使い方です。


いかがでしたか?
相当にユニークな啓発教材であることが
おわかりいただけたのではないでしょうか?


サンプル教材のサウンロードができますので是非活用してください。、
さらに詳細を知りたい方は以下のリンクを参照してください。


「実践ケーススタディ集」


次回は「徹底マスターQ&A集」について解説します。


クリエイトバリュー 代表 中村 宏