クリエイトバリュー中村宏      「弱者の情報戦略」

竹田ランチェスター経営「弱者の戦略」を実践するための「弱者の情報戦略」を考察します

「iPadの導入目的」はこう考えたい

僕らは地元福岡の有志でiPadビジネス活用研究グループ「タブレットBizCom
福岡」というグループを組織化して、iPadのビジネス活用について、様々な
角度から話し合って情報を交換しています。

その中でも、ビジネスの場での「使いこなし」が大きな話題になっています。

■1.iPadを導入した企業は、iPadを十分に使いこなせているのか?

導入はしたが、十分使いこなせていないという企業さんが相当な数いらっし
ゃいます。
このような企業さんは、このブログを参考にして、iPadの導入の目的を改め
て検討することをお勧めしたいと思います。

■2.iPadを使いこなせないのは目標に問題がある!

多くの企業では、長年業務の改善を続けてきた結果、PCを始め多くのデジタ
ル機器が既に導入され、ぎりぎりの所まで業務の効率化が図られています。
このような仕組みの中にiPadをはめ込んで、その仕組みの形を変えずに活用
しようとしてもできることは限られています。

■3.iPadの導入目的は「新しい仕組みを創造する」こと

iPadの導入は、
iPadでしかできない仕事のスタイルを創意工夫して生み出す」ことができ
るかどうかで決まる、
というのが僕らのグループで話し合っている結論です。

お客様への新たな提案のスタイル、社内の新たな情報共有のスタイルなどを
編み出すことで、従来ではできなかった売上増につながる仕事の流れ、コス
トダウンにつながる情報共有の仕組みなどを創り出すことができるかどうか
が最大のカギです。

iPadをもっと活用させたいとお考えの方、
このような視点から導入の目標をより絞り込んで活用策を考えてみてはいか
がでしょうか?

クリエイトバリュー 中村 宏