クリエイトバリュー中村宏      「弱者の情報戦略」

竹田ランチェスター経営「弱者の戦略」を実践するための「弱者の情報戦略」を考察します

企画力よりも「起革力」の時代!

1.不況対策のカギ
世界的な同時不況を境に、自動車業界など多くの業界・企業が再編を加速させたり、事業の縮小・選択による事業再編、マーケティング戦略の変更などが行なわれています。

多くのエコノミストは「不況は底を打った」と見ていますが、地方の経済、中小企業の経営において、これを実感できるまでには尚多くの時間がかかるのではないでしょうか。

私は、現在のこの時期は、企業経営にとって非常に大事な時期であると思っています。各企業は生き残りをかけ、従来のビジネスモデル(競争戦略を含む)、商習慣、人材育成などの戦略を根本的に見直しています。

不況脱出後には、従来とは異なった業界地図、ビジネスモデル、人材戦略が生まれて来るにちがいありません。

従って、単に不況脱出という意味合いではなく、古いものを捨て、新しいものを生み出す覚悟で経営を再編する必要があるのではないかと思います。


2.「企画」では手ぬるい、「起革」する覚悟が必要
企業の変革が成功するはどうかは、これまで以上に「人材の育成」戦略の良し悪しにかかっていると思います。

例えば、上からの指示がなければリスクを負わない「指示待ち族」や、古いものを捨てることができない「しがみつき族」には、変革の風を起こすことなど絶対にできません。
「保身」は敵です。保身など考えていたら、環境の変化についていけず自滅した古代の恐竜達とおなじ運命を辿ることになると思います。

「変革」につながるビジョンを作り、周囲の賛同を集めてチームを作り、会社外の取引先や顧客にも協力者のネットワークを作り、痛みにも耐えて変革をやり遂げる、そのような力が必要です。これはプロデュースの力なのですが、私はこの力を「起革力」と呼ぶことにします。

今後の人材育成の方向性は、この「起革力」を持つ人材を育成し、組織やチームとして協働しながら自律的に変革を進めることができる組織を作り上げることだと思います。

このような人材育成を行なうには、マーケティングにしろ、組織論にしろ、リーダーシップ論にしろ、実際に存在する課題解決を前提にしたものでなければなりません。理想論の「お勉強」であってはならないと思います。そんなことをしている余裕はありません。

従って、現場に入って、現状を分析して課題を見出し、課題解決のための「起革」を推進できる人材を育成するプログラムが必要です。


3.ちょっとだけ宣伝
このようなことを考え、クリエイトバリューの活動方針をより明確にします。

創立以来、「カスタムメイドのプログラムで支援」を方針としていましたが、この方針を更に推し進め、「変革」を目指したプロデュース活動支援を一番の柱にします。

この手始めに「魅力のビジョンでプロデュース」というサービスを始めます。

⇒「魅力のビジョンでプロデュース」はこちらから

単なるお勉強ではありません。各クライアント様のこれからの変革に必要な力を生み出すためのサービスです。会社の変革につながる「起革力」を持った人材を作り、チーム・ビルディングを行なって実際の変革を推進します。



偉そうにこのようなことを書きましたが、クリエイバリューの活動も変革が必要だと感じています。弊社と一緒に、変革に向かったプロデュースを是非進めて見ませんか。


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