クリエイトバリュー中村宏      「弱者の情報戦略」

竹田ランチェスター経営「弱者の戦略」を実践するための「弱者の情報戦略」を考察します

「小さな組織のタブレット戦略」

昨日に続き、今度は中堅・中小企業のタブレット戦略について
筆者の思うところを解説させていただきます。


まずお話しておきたいことですが、
「他社の動向を見てから判断しよう」という方がいると思いますが、


躊躇するくらいならタブレットのことなどさっぱり諦めて
他のもっと直接的でアナログ的な手法を精鋭化するなどしてください。
経営の視点からは、その方がはるかに生産的です。


なぜなら、昨日のブログで書いたように、
大手が本格的に参入してくるまでにオリジナルなものを
作れるかどうかがカギになるからです。


ぼう〜っとしていては、タブレットで戦って優位に立てる時期を
逸してしまいます!


では小さな組織の場合は
どのようなタブレット活用を考えるのかと言うと、


ランチェスター流に一点突破を図るやり方で戦います。


つまり大きな企業のようにマーケティング全体で戦うのではなく、
自社の事業の成功のカギになる業務での活用に絞って実践します


例えば、「お客様とのアナログなコミュニケーションのプロセスで
機動性を発揮して打撃力を与える」など、
リテールの接客の現場に的を絞るのがかなり有望だと思います。


この「アナログ」という部分が大きなカギです。
「うちはパソコンさえ使いこなせません」という方々にも、
非常に適したツールであることがタブレットの強みです。


タブレットのタッチパネルとアイコンによる操作は
非常に直感的で子供やお年寄りでも簡単に操作できます。


お客様と並んで(座って)、同じ画面を触りながら
同じ体験を共有することで、
お客様との距離感を一気に縮められるんです。
まさにアナログのコミュニケーションです。


それでもまだイメージが湧かないという方は
下記の動画を参照してください。


住宅産業の営業さん向けに作った初歩的な動画ですが、
お客様との位置関係やお客様への接近方法に着目してください。


タブレット上で動画を使ってお客様にご覧いただくのは、
お客様のベネフィット(利点)を端的に表現したもの。


例えば、美容室なら女性のメイク、
住宅産業ならパースや設計変更などの仮想現実の画面です。


日常の生活の中では絶対に目にすることができないもの、
それを見せることで大きなインパクトを与えるんです。


その他の活用例としては、
お客様との関係をFacebookなどで構築して、
他社が簡単にマネできないような仕組みを作ることも考えられます。


個性をアピールできるコミュニケーション戦略
展開することががカギになると思います。


営業として数字につながる「より直接的なアプローチ」です。
クリエイトバリューの「まぃパッドなう!」は
まさにこれを狙っています。


ですから、
1)導入したその日にすぐに提案で使えること
2)「iPadプレゼン塾」で継続的なサポートを行うこと
(各分野のエキスパートを含めた技術交流コミュニティで
提案力向上のサポートなどを行う)

などに重点をおいています。


是非「iPad2が1台もらえるキャンペーン」をご活用いただき、
このような戦略にチャレンジしていただきたいと思います。


「まぃパッド なう!」