クリエイトバリュー中村宏      「弱者の情報戦略」

竹田ランチェスター経営「弱者の戦略」を実践するための「弱者の情報戦略」を考察します

「頭でわかる」ではなく「実際に行動する」ことが成果!

情報セキュリティの啓発活動は続けることで少しずつ浸透していきます。
だから、職場の担当者の方も、情報セキュリティ委員会のスタッフの方も、
途中で少々の挫折を感じることがあっても、諦めたり、放り出すことなく
継続して取り組みを行いましょう。


私の場合も、しばしばセキュリティ活動の研修で講師をする時など、
「またセキュリティですか。僕は、もう十分にわかっていますから」と、
目で訴えかけてくる参加者が(一部ですが)必ずいます。


実はこれは、講師としては、まさに気合いが入る瞬間なのです。
「負けてたまるか。絶対に聞いて良かったと思わせてやるぞ」と思うので(笑)。


それはともかくとして、その人が、どうしてそんな表情をするのかを考えると、
その理由は以下のどちらかではないかと思います。


1)今までの経験から、教育を受けることがあまり役に立たないと思っている
(自分が勉強したことを活用できなかったことは棚に上げている)

2)もうわかっていることにわざわざ時間を取られたくない
(自分は大丈夫で、他のわかっていない人間を対象にすべきだと思っている)


そして、もう一方のセキュリティ教育を実施する担当者から見れば、
「そんな顔しないで協力してくれよ〜」と泣きたい気持ちになるものです。
そして、「セキュリティの教育係なんて、人に嫌われることはもう嫌です」
という気持ちになる人も、中にはいるのではないでしょうか。


教育を受ける方も、教育を実施する方も、
どちらにとってもこれでは不幸な結末にしかなりません。
これでは困るのです。


実は「もう教育なんて受けたくないよ」と感じている職場の担当者の方、
「教育係なんてもう二度としたくない」と感じた委員会スタッフの方、
そういう方々こそ、この「機密管理マインドBLD」を活用してほしいのです。


「機密管理マインドBLD」の4つの学習ツールの中には、
ふんだんに「地雷」が仕掛けてあります。
「地雷」はものの例えで、「強烈な問題提起」のことです。


わかっているつもりでも、実は表面的な理解に終わっていて、
組織活動の観点からより深く理解しないといけない重要なポイントが
機密管理にはたくさんあります。
「さらに深く理解すべきポイントに気付くため」の地雷を踏んでください。


また「理屈では正しいこと。そうあるべきこと」を口にして教えるだけでは、
聞いている人を動かすことは決してできません。
「え〜っ、今まで考えたこともなかったよ」という気付きにつなげることで、
人は初めて自分自身で行動するのです。
「人を動かすコミュニケーションの課題に気付くため」の地雷を踏んでください。


このように、自分自身の課題に気付いていただくため、
極めて濃い内容をエッセンスを集約しながら、
イラスト対談でできるだけわかりやすく書いています。


「地雷」に気付いたら、敢えて「踏んで」ください。
私が投げかけた問題提起に是非向き合っていただきたいと思います。
そこに何らかの「気付き」や「想い」が生まれれば、
それが何よりの学習成果です。


逆に、問題提起がしてあることに気付かなければ、
この機密管理マインドBLDの教材や
プロモーション・ムービーに書いていることは
「ただの当たり前のこと」にしか見えないはずです。
その人たちは何の成果も得ることができません。


プロモーション・ムービーをチェックしていただければ、
それがはっきりとわかります。
「機密管理マインドBLD」ご紹介ムービー


知識学習や技術学習でもない、「相互啓発」という一見変わった学習形態を通じて、、
「ワイワイ・ガヤガヤ」の中から「全員」で、
「お!これじゃん!」というような気付きを是非得ていただきたいと思います。


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クリエイトバリュー 代表 中村 宏