「機密管理マインドBLD」を機能強化します!
前の投稿から少し時間が空いてしまいましたが、今回はご報告です。
本年2月、「機密管理マインドBLD」の提供を開始しましたが、、
その直後に、ある大手製造会社の開発部門からお声をかけていただき、
機密管理活動の啓発教材として利用いただくことになりました。
この会社では、現在、各職場でグループ学習が行われていますが、
事例として身近なもの、核心をついたものを中心にご提供したこともあり、
「とても良い事例です」とのご評価をいただくことができました。
また、学習ツールへの感想など多くのフィードバックをいただいており、
どれも大変有用なものばかりで、サービスの改良に非常に役に立っています。
このような経過から、機密管理マインドBLDの機能強化を行うことにしました。
改良点は以下の2点です。
1)「イラスト対談」の導入と「Flashムービー」化
2)グループ学習向けに教材を大幅改良
1.「イラスト対談」の導入と「Flashムービー化」
「機密管理」はただでさえ堅苦しく、
しかも人間が心理的に抵抗感を感じやすいテーマです。
頭から「仕事のじゃまになるもの」という先入観を持たれやすく、
そのため敬遠され、解消できる問題であっても放置されるものが多々あります。
例えば、多くの人が訴える「やらされ感」がその良い例です。
実は、「やれされ感」も、職場のコミュニケーション活動を通じて、
自分自身の理解不足や考え違いに気付き、理解を深める機会を提供すれば
心理的な抵抗感を減らし、前向きに動機付けできる余地がかなりあります。
どちらにせよ、これまでの文字によって伝える方法では、
この教材の真の価値はなかなか伝わらないと思いました。
そこで、職場で機密管理を率先垂範するリーダー役と、その後輩の2人を選び、
(いずれも架空の人物です)
2人のイラスト対談を通じて問題解決の方法をお伝えします。
当初は、管理部長とリーダー役という設定でしたがキャラを変更します。
より直接的な日常会話と行動を通じてお伝えする方がわかりやすいと判断したからです。
「イラスト対談」の対象ですが
●「徹底マスターQ&A集」は全テーマをイラスト対談化します。
●さらに、4つの学習ツールの各々について、
「グループ学習の(ポイントと)進め方」をイラスト対談によって解説します。
そして、これが今回の改良の目玉ですが、
全てのイラスト対談を「Flashムービー化」しました。
こうして、対談を生き生きと目で追えるようになったことで、
読み手から見た分かり易さが、けた違いに良くなったと思います。
文字を読んで意味を解釈するという負担を感じることなく、
機密管理への理解をより深めていただくことができます。
機密管理マインドBLDプロモーション用Flashを是非ご覧ください。
(AdbeのホームページからFlash Player最新版のインストールが必要です)
紹介用Flashムービー
(ブラウザを全画面表示にしていただくと見やすいです。それと冒頭、音が出ます)
2.グループ学習向けに教材を大幅改良
これまでは、Webのページを通じて利用していただく形態でしたが、
グループ学習の取り組み状況を考えてWebベースでの提供をやめ、
PDF文書を印刷できて、参加者全員で簡単に利用できるようにしました。
PDF教材には要所に「グループ学習の進め方」というガイダンスを入れ、
グループ学習のリーダー役を務める人が、
話し合いのコントロールをできるだけ案単にできるようにしています。
30分のミーティングを基本として、
各学習ツールの各々のテーマは1〜3回のミーティングでできます。
この「機密管理マインドBLD」では、
利用者に伝えたい大きな2つの柱(下記)があるのですが、
A)会社のルールや規則のとらえ方
機密管理活動ではただ漫然とルールや規則を実行するのではなく、
自分の職場や自分の仕事のリスクに合わせて、またその状況の変化に合わせて、
取り組み方や徹底の仕方を各職場・各担当者で工夫し具体化する必要があるが、
その工夫や具体化する際の視点・考え方
B)職場担当者の目線
「あるべき論」ではなく、各社の担当者が「どのように工夫したか」という担当者の
目線での取り組み(事例として)
今回の機能アップでこの目的が非常にわかりやすくなったと思います。
この改良を行った機能強化版を7月1日から提供開始するとともに、
価格も見直しを行います(若干アップ)。
今回の作業で、「見える化」の効果をあらためて実感しましたので、
4つの学習ツールの強化内容の詳細を、次回から4回に分けて紹介したいと思います。
改良後の「機密管理マインドBLD」の各ページへは下記をクリックしてください。