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クリエイトバリュー中村宏      「弱者の情報戦略」

竹田ランチェスター経営「弱者の戦略」を実践するための「弱者の情報戦略」を考察します

「グループで学ぶ」ことが機密管理の意識の向上につながる!

createval2010-03-16

□向日葵
今回は「機密管理マインドBLD」であるグループ学習のことをお聞きします。


セキュリティ教育の手段として、
グループ学習というのはあまり馴染みのない方法のように思えるので、


グループ学習をすることがどのようなメリットにつながるのかを中心にして
説明してください。


■理須久
まず、最初に申し上げておきたいのですが、
集合教育やEラーニングなどの学習方法よりも優れているとか、
情報管理部門などによるトップダウンの指導は必要ないなどと、
従来の方法を否定しているのではありません。


誤解があるといけないので、最初にお話しておきます。


□向日葵
わかりました。では、早速お聞きしましょう。



1.現場では何を学ぶことが役に立つのか


□向日葵
ではまず、セキュリティ活動に取組む際に、
職場の担当者が学ぶべきことについてお話しください。


■理須久
これまでの教本やE−ラーニングなどの教育・啓発ツールは、
情報セキュリティの基本的な知識や技術など、
機密管理のために「何をするべきか」を学ぶものです。


いわば、自動車学校に通って免許を取るようなものです。
これがないと話になりません(笑)


□向日葵
なるほど。確かにその通りですね。基礎は確かに重要です。


■理須久
ところが実際の道路では、安全に運転するためには、
基本的な運転技術と安全規則を知っているだけでは全く不十分です。


だから、1つ1つの道路の状況に応じて運転の仕方を柔軟に変えて、
「どうしたら安全に運転できるのか」をみんな工夫しますよね。


つまり基礎を習得するだけではなく、実践しながら判断力をつけます。
言い換えると「あるべき論」だけではなくて、
「どのように運転するか」を経験を通じて学ぶ訳です。


このように車の運転を例に取ると、
様々な経験をしながら安全運転の技術を高めて行くことがわかります。


□向日葵
そうですね。私もそうやって技術を高めてきました。


■理須久
機密管理活動でも全く同じことが言えます。


実際、何度もセキュリティ教育を受けて「何をするべきか」を
耳にタコができるほど聞いても、実際に行動できるかというと、実はそうは行きません。


□向日葵
それは感覚的にはよくわかりますね。
でも、一体何が問題なのでしょうか。


■理須久
それは、機密漏えいの危険性(リスク)は、
各々の職場の環境や仕事の状況で異なっていて、
各々の状況に応じて取り組み方を工夫しなければならないものだからです。


だから「知ってる」とか「頭でわかっている」だけでは役に立たなくて、
問題に対応するには「どのようにすればできるのか」に気付かねなりません。


□向日葵
では、今おっしゃった問題に対して「機密管理マインドBLD」は、
どのような効果をもたらす学習ツールなのですか?


■理須久
「機密管理マインドBLD」は、機密管理に関して、
「何をするか」ではなく「どのように取り組むか」を学ぶための啓発ツールです。


この点が従来の啓発ツールとは全く違うところです。


□向日葵
何か具体例をあげて説明していただけますか?


■理須久
例えクリアデスクを例に取ると、


「何をするか」というのは、
「離席する時に書類を裏返す」とか
「帰宅時に書類を書庫に保管する」などの原則論、あるべき論ですね。


これに対して「どのように取組むか」とういうのは、
例えば人が出入りが頻繁な職場ならば
「開いたままの書類に気付いた人が裏返す」とか、
「最終退室者が放置書類の有無をチェックして机の下などに隠す」などです。


言葉を変えて言うと、
職場の状況に応じて「徹底するための工夫の仕方を学ぶ」ということです。


このような成果を得るための学習ツールとして設計されています。


2.どのようにして学ぶのか


□向日葵
お話いただいたことを理解するために、
今度は「どのように学習するのか」についてお話をうかがいます。


■理須久
「どのように取り組めばよいか」についての成果を得るために
職場で工夫すべきポイントは2つです。


1)理屈を実際に実践した人の経験を通じて(疑似体験して)学ぶこと
2)1人ではなくグループで知恵を出し合って学ぶこと


□向日葵
各々のポイントには理由がありますよね。お聞かせいただけますか?


■理須久
「人の経験を通じて学ぶ」ことの利点は、
誰かによって実践されたものだから、「あるべき論」を実現しようとした時、
遭遇する問題やその解決方法までを知ることができる。


自分が実際に取り組みを行なう上での「知恵」を一緒に学ぶことができるので、
とてもわかりやすいということです。


□向日葵
なるほど。
「17,000人の成功体験」を通じて学ぶことを推奨しているのは、
このような理由ですね。


では、「グループで学ぶ」ことについてはどうですか?


■理須久
「グループで学ぶ」ことの利点は、

皆で話し合うことでいろんな着想や視点に触れることができるので、
自分に足りなかったもの、もっと工夫が必要なもの、
他の人のために自分ができることなど、


1人では見逃してしまうことに気付くことができることです。


その気付きを皆で共有できたら、相互の啓発も進み
機密管理に関する意識も驚くほど高まるはずです。



3.グループで学ぶための方法


□向日葵
グループ学習とは言っても、架空の空論で「効果があるはずだ」と
おっしゃっているのではありませんよね。


■理須久
もちろんです。守秘契約があるので実名は出せませんが、
お付き合いのある、あるグローバル企業の開発部門で実践されている方法です。


組織学習の効果を上げるための非常に優れた方法だと思いましたので
私も積極的に勉強させていただき参考にしています。


□向日葵
「機密管理マインドBLD」のグループ学習ではどんなやり方をするのか、
ご紹介いただけますか?


■理須久
「YWT」を使って、話し合ったことを整理するという学習方法です。


「Y」は、これまで職場でやって来たこと。
「W」は、グループ学習を通じてわかったこと。
「T」は、これから取組まねばならないこと。


学んだこと、気付いたことを整理しながら、
これから先の課題を見つけ出すという学習方法です。


□向日葵
わあ、なんだか具体的で素晴らしい方法みたいですね。


■理須久
方法論、そのものは公開されているものですよ。
相互啓発によって、メンバーの知恵を組織の力に変えて行く、
そのようなやり方です。


職場での学習の効果を高めるための有効な方法として
様々な会社・組織のいろんな分野の学習で取り入れられています。


□向日葵
この学習法の利点はどんなことですか?


■理須久
ただ漠然と知識を取組むのではなく、
自分たちのこれまでの状態や、今までの取り組み方を、
他の人の経験を通じて、別の視点からあらためて見ることによって、


今まで気付かなかったものに自ら気付くことができるので、
自分自身を大いに触発することができ、動機付けにつながります。


「機密管理マインドBLD」のグループ学習ガイダンスに沿っていけば、
このようなYWTによるグループ学習が進められるようになっています。


□向日葵
相互啓発するための、
特別なファシリテーション技術を学ぶ必要はないのですね。


それと、せっかくなら、
その「気付き」を組織の中で共有して活用したいですね。


■理須久
そのために「機密管理マインドBLD」では、
グループ学習した成果をレポートとして提出する機能があります。


自分たちが学んで気付いたことをを標準化した様式に書き込んで発信して、


グループウェアや掲示板や社内メールを使って
それを様々な職場から見れるようにしたら
会社の中で経験を共有・活用することが可能になりますよ。


□向日葵
なるほど。こういうところにも
「機密管理マインドBLD」の学習ツールとしての工夫があるのですね。
「職場学習のための啓発ツール」という理由が良くわかりました。


4.グループ学習の利点と効果


□向日葵
最後に「機密管理マインドBLD」を使った学習ならではのメリットを、
是非お話ください。


■理須久
それは「自分たちの話し合いの方法を自分たちで見つける」というメリットです。


他人の手を借りるのではなく、自分たちの経験をベースにして学び、


自分たちに合ったやり方で学習を進められるというのが
何といっても最大の魅力ではないでしょうか。


是非、「機密管理マインドBLD」のお試し学習を体験していただきたいと思います。
学習ガイダンスに沿って行けば、
誰でも簡単にグループ学習が進められるようになっています。


「機密管理マインドBLD」のお試し学習


「機密管理マインドBLD」

クリエイトバリュー 代表 中村 宏