クリエイトバリュー中村宏      「弱者の情報戦略」

竹田ランチェスター経営「弱者の戦略」を実践するための「弱者の情報戦略」を考察します

「自己実現と組織の価値づくり」のマッチング

1人1人の社員が自己実現を果たすことと、会社組織が業績を達成することは
一見トレードオフの関係にあるように思えます。

日常の会社生活の中で、理想と現実のギャップに遭遇し不満を感じる社員がいると、
「会社組織で生きるとは、己を抑制し、組織の理論を優先させることなのだ」と、
そう考えて己を納得させ「生きるためには組織に従う」ことが当たり前と言われて来ました。

組織で生きる以上、自己実現はわがままで、諦めるしか仕方がないことなのだと。

ですが言われた本人にとっては、これはとどめを刺されたも同然。
ますます悩み、最後には会社に将来を感じることができなくなって退職、新天地へ。
かつての私にも経験があります。


ですが、本当にそうでしょうか。そんな考え方しかあり得ないのでしょうか?
自己実現と組織の利益は相反するものなのでしょうか?
よく考えると、私も諦めるのがちょっと早すぎた気がします(>_<)


「個人の自己実現」と「会社の価値創造」の2つのニーズをマッチングさせる組織。
個人の自己実現を図りながら会社の収益も得ることができる組織。
社員と会社がWin−Winの関係で共に成長する組織。


私は、このような組織力を持たない会社は成長できない時代になったと思います。

大企業や中小企業など、会社組織の大きさには関係ありません。
また、先人の偉業などの過去の成功体験の蓄積もあまり関係ありません。

ひとえに「これからの時代に必要な人財を作りだせるかどうか」にかかっていると。
そう強く思うのです。


だからクリエイトバリューが目指す「人づくりと組織づくり」では、
「個人の自己実現と会社の価値づくりのマッチング」に取り組みます。

これから、このことについて書いてみたいと思います。


クリエイトバリュー 中村